(1・2)
?電波は光と同様に直進性をもち、この性質は波長の短いほど著しくなる。しかし、その波長は光よりも長いので、回折現象も光よりは大きい。
?電波が媒体に入射すれば、反射、屈折、吸収及び透過の現象がおきる。特に完全導体の表面では電波は完全に反射して、内部には侵入しないが、不完全な導体の表面では侵入して減衰する。また、波長の短い電波ほど小さな物体からよく反射する。
電波は一般に波長又は周波数によって分類されるが、波長と周波数は、意味するところは同じであって、表現を変えたにすぎない。この周波数帯を分類してアルファベット文字に略称したものが表1・1であり、また、電波法では表1・2の様に分類、呼称している。
表1・1 アルファベット文字による周波数帯の呼称
表1・2 周波数帯の区分
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